怒りを抑える
2012.10.01
カテゴリ:読書
怒りを抑える
「10代のメンタルヘルス⑤怒りのコントロール」
ジュディス・ピーコック著
児童を対象とした本だけあって、流石に分かりやすい。
怒りで対人関係に支障を来たしている大人が読んでも無駄にはならないと思う。
人には、怒りを抑え込むタイプ、攻撃的に怒りを表出するタイプ、そして、建設的に怒りを処理するタイプがある。
破壊的怒りを出す人には、計画的怒りのタイプと習慣性怒りのタイプにわかれる。
前者は、怒りで他者をコントロールしようとするものであり、後者は、怒りで自分の要求を通そうとするものである。
怒りが出てくると、心臓がドキドキする、筋肉が緊張する、顔が熱くなる、胃が痛くなる、声が大きくなるなどの身体反応が生じる。
怒りに呑み込まれないよう、深呼吸するのがいい。
4つ数えながら息をゆっくり大きく吸い込み、4つ数えながらゆっくり吐いていく。
心の中で「リラックス」「わたしはコントロールできる」とつぶやくことがポイント。
訓練はいるけど、努力すれば、怒りをコントロールできるはず。
私も試していますが、あまり怒ることがないので、効果は確認していませんが…