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ウィトゲンシュタイン2

ウィトゲンシュタイン2

「知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性」高橋昌一郎著を読んで、予期せずウィトゲンシュタインについての記述が相当あって、何か得した気になった。

ウィトゲンシュタインがゲイであったとか、兄3人が自殺していること、それは強圧的(パラノイック?)な父の存在に意味付けられうる要因によると思われる死であること、ウィトゲンシュタイン自身も自殺念慮に囚われていたことや父の精神的呪縛からの解放という無意識的葛藤存在の可能性等々、興味深い。

本書の論理実証主義者に言わせている「精神分析が科学よりも占いに近いかよくわかりますね」という言葉は、ウィトゲンシュタイン自身も同様に述べていたように記憶している。

ウィトゲンシュタインはフロイトの精神分析に対する敵愾心は、フロイトの論述に心を裸にされるような不安を誘発されてのものかもしれない。


知性の限界

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