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あがり症の人の持つネガティブな特性

あがり症の人の持つネガティブな特性

あがり症の人を生き難くしている特性が3つあります。

①アサーション的でないこと。

②先延ばしする傾向。

③基本的信頼の脆弱性。

以上の3つです。

①の「アサーション的(アサーティブ)でない」とは良い意味での自己主張ができないということ。

アサーティブとは、

自分には思ったことを表現する人権がある。

同時に、相手も自分の考えを言う人権がある。

自分には反対意見を表明して断る権利があり、相手もあなたの依頼を断る人権がある。

だから、断ることを恐れなくてもいいし、相手から断られても傷つかなくてもいいというコミュニケーションの形式と構えです。

穏やかに誠意を持って事情を説明しながら、相手の気持ちを理解しつつも、自分が思っていることを表現していいという構えでしょうか。

②の先延ばしは、完璧にしなければならないという意識下の信念に起因するものです。

完璧にしなければ「つまらない奴」と思われるに違いない、つまらない奴と思われれば2度と汚名を挽回するチャンスは巡って来ない、そうなることは破滅的だ!などという信念を誘発します。

完璧にしようと思うから負担感が著しくなり先延ばししてしまうのです。

③の基本的信頼についてはチョット根が深く、手短に要約することが難しいので、またの機会に述べることにします。

乞うご期待?

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