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''院長のボヤキ''/2025-11-25

ボヤキ用

Tag: 今日の「ボヤキ」

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なぜに科学的に根拠のない主張をくりかえすのか?

誰のことかは言わずもがな、ですね。地球温暖化へのフェイク主張や反ワクチン政策、さらに今度はアセトアミノフェンへの中傷です。

トランプ氏が妊娠中のアセトアミノフェン使用と自閉スペクトラム症(ASD)の関連について強い警告を発したことは、科学的な根拠を無視した愚策でしょう。確かに一部の観察研究では関連が示唆されているが、それらは影響しあう因子を十分に排除できていないものであり科学的根拠とするには大きな問題があります。

発熱や疼痛そのものが胎児発達に影響を与える可能性を考慮すれば、薬剤単独の因果関係を断定するのは危険です。さらに、兄弟内比較などを厳密に調整した研究では関連が弱まるか消えることも報告されています。総説でも「相関はあるが因果は未確立」との評価が多数を占めています。

それにもかかわらず、政治的立場から「大幅なリスク増加」と断言し、ラベル変更や使用制限を求めるのは、きわめて非科学的です。妊婦にとっては発熱や疼痛を放置するリスクも大きく、アセトアミノフェンは長年第一選択薬として位置づけられてきており、客観的情報を入手せず断定的に語る姿勢は、社会に不必要な不安を広げる危険を孕んでいます。おそらく、トランプ氏には客観的情報を伝える人材が周囲から排除されているのでしょうね。

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