''院長のボヤキ''/2025-12-05
Tag: 今日の「ボヤキ」
「きっこさん」の論考に一言
「きっこさん」とかいう正体不明のブロガーさんが、mag2newsに高市早苗首相の台湾有事発言について厳しい批判を展開しています。それを読んで「???」という面があったので記事にしました。
「きっこさん」が寄稿された文章には、
- 中国政府の対応を過度に正当化
- 日本側(高市早苗首相)にほぼ全面的な責任を押し付ける
という、かなりバランスを欠いた論調があるのは確かで、「プロパガンダ的」な要素が強い文章であると思われました。
「きっこさん」の論考は、中国政府が行っているプロパガンダと非常に親和的で、一方的に日本側だけを非難し、中国側の責任をほぼ免罪しています。そして、「中国共産党のメンツ政治やセン戦狼外交という「構造的要因」をほとんど問わず、『高市の一言がすべての原因』とするのは、因果関係を極端に単純化したプロパガンダ的主張と言えるでしょう。「高市発言を批判するにしても、同時に中国側の過剰な報復的対応を問題視しなければ、バランスを欠いた中国迎合の論調とみなされても仕方ないのではないでしょうか?
高市発言を批判するのは自由だが、筋を通すなら同時に「中国側の過剰な報復」をこそ批判すべきではないかと思います。台湾有事=日本の存立危機事態「になり得る」という認識は、日米安保と地政学から見て十分議論の余地があることですが、問題は、中国がそれを口実に、文化交流を政治利用して市民レベルの交流まで締め付ける点にあるのではないでしょうか?高市だけを悪者にして中国側の体質にほぼ触れない「きっこさん」の文章は、バランスを欠いた中国迎合のプロパガンダ的論考に見えてなりませんでした。
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