あがり・うつ・不安・不眠の方々へ 赤坂心療クリニック ℡092-737-2660

つぶやき一行/2020-09-02

Top / つぶやき一行 / 2020-09-02

Tag: ぐーたら仕事術

文字サイズ:

%,ぐうたら女性.png

働きたくないときの仕事術:寝っ転びながら仕事をするためのデバイス一考

とにかく「したくない」「動きたくない」というときには、文字ベースの業務なら「ソファーで横になって仕事をする」のも1つのアイデアですね。寝っ転びながら仕事をするのは、机に向かって仕事をするよりも遥かに着手しやすいというメリットがありますから。

精神医学の偉〜いクレペリン先生の言う「作業興奮」という現象があります。すなわち、いったん着手してしまえば思った以上に仕事に集中できるという現象です。仕事し始めるのが億劫なときは、まずは仕事に手をつけることが大切ということ。手をつければ思った以上に仕事を進めることができるのです。

ところで、眠気が強いときには横になって仕事をすると眠ってしまいます。しかし、これは座ってやっても同じでしょう。ですから、眠くはないけど「したくはない」というときには仕事の始めやすさがポイントになります。この始め易さという点で、寝っ転がって仕事するというのはベストに近い方法ではないでしょうか?

寝っ転がってテキスト入力するのに適したデバイス選び

動画の編集や画像の加工を寝っ転がってするのは無理だと思いますが、テキストの入力や校正くらいは寝っ転がっても結構できるものです。そこで寝っ転びながらでも、そこそこ文字を入力できるデバイスで一番使いやすいものは何だろうと思って試してみました。

Mac、iPhone、iPad.png

わたしが所有するデバイスは次のようなものです。デバイスの重さの順に、

  • MacBook Pro(16インチ:2000g):重さダントツ・性能ピカイチ!
  • MacBook(12インチ:930g):テキスト入力最強デバイス!
  • GPD pocket(7インチ:530g):使える中華ポケットPC!
  • iPad Pro (9.7インチ:470g):パソコン代わりには帯に短しタスキに長し?
  • iPhone Ⅹ(5.8インチ:バッテリーケース付きで297g):現在の愛用スマホ
  • iPhone 6 plus(5.5インチ:170g):あまり使っていない前のスマホ
  • iPhone 4(3.5インチ:137g):今では性能に難あり?

です。これらのデバイスをソファーに仰向けに寝そべって頭をクッションにのせて両手を使ってテキスト入力してみました。

寝っ転がって使うときに軽いiPhoneが意外と使いづらい?

先に示した体制でデバイスを操作して気づいたことは、意外にもiPhone達が重い!ということでした。正確にはiPhoneを保持する両腕が重く感じられたのです。

というのも、タッチキーボードを操作するときに左腕は肘をお腹の上に乗せておけばいいのですが、右腕はフリーにしてタッチ操作をしないといけないので、座ってタッチするときには感じられなかった右腕の重さをもろに感じてしまうのでした。

一番小さく軽いiPhone 4は重さの感じ方はやはり少ないのですけれど、3.5インチという画面の小ささもさることながら操作のレスポンスが悪くてイライラしてします。ほぼ使い物にならないレベルです。

iPhone 6 plusは軽いのですけど片手で持つにはチョット大きすぎて使いづらいし、iPhone Ⅹはバッテリーケースをつけているので寝っ転んで操作するには重い!

また全てのiPhoneに言えることですが、両手で持って親指でタッチキーボードを操作するには逆に小さすぎます。iPhoneは予想に反して使いづらいですね。

ところがです。比較的重いバッテリーケース付iPhoneⅩを次のように使用すると寝っ転がって操作すると、これが結構、使い勝手が良くて疲れも少なく重さも感じにくいことを発見しました。

まず体勢は仰向け。左手の親指の側の手のひらの膨らんだところと中指から小指の3本でiPhoneの両側を挟んで人差し指でiPhoneの上側を固定します。iPhoneの向かって右下の角を右手の親指で下から支えます。そして、右手の人差し指でタッチキーボードに入力操作をするのです。

このやり方だと、左肘はお腹に乗せておくことができるうえ、右肘はソファーの座面に乗せておくことができるため、腕の重さを感じることがありません。リラックスした体勢で入力もスムースですよ。

ウルトラモバイルPCは?

次にGPD pocketを試してみました。これは7インチの画面にWindows10のデスクトップが表示されるものの、画面やアイコン、ポインターが小さすぎて見えない!老眼のわたしには特に見えにくいことこの上ありません。それに重さが480gあってiPhoneより重く片手で保持するのは結構きついです。

しかし、意外や意外、GPD pocketを両手で持って左右の親指2本で入力するというスタイルを取ると、意外に重さを感じません。両肘をお腹にのせておくといいですね。これは発見です!

しかしやはり、画面の小ささはご勘弁願いたいレベル。見づらいです。ワードやテキストエディターを立ち上げてしまえば入力はまずまずで使えなくはありません。

寝っ転がって入力するのにタブレットはどうだ?

続いては8インチのLenovo TAB3です。画面は8インチあるもののタブレットですから7インチのGPDより軽量の353gです。これも片手で持つにはiPhone 6 plusよりさらに大きすぎです。

両手で保持するといいのですが、親指でタッチキーボードを操作しようとすると、わたしの手には逆にちょっと小さめで操作しづらい印象を受けました。

それ以前にLenovo TAB3がAndroid末端であり、Androidアプリの操作性が私とは相性が合いません。iPhoneなどのiOSの方がはるかに使いやすいです。

iPad Pro 9.7インチは?

iPad Proは469gと軽くはありません。でも両手で保持してお腹に肘を置いて支えると、あまり重さを感じないのはGPDと同じです。保持の仕方はiPad Proを縦長に持って両方の小指で下面を支え、人差指で両サイドを保持します。中指と薬指で裏面を支えます。あまった親指でタッチキーボードを操作するスタイルがいいようです。

こうやってiPadを持ってソファーに寝っ転びクッションをマクラ代わりにして上を向くと、ほどなくワンコ3号がやってきて私のお腹の上で昼寝し始め、続いてワンコ4号も枕元にやってきて昼寝をはじめます。完リラックス体勢でテキスト入力開始ですね。

ただ、カーソルを大きく移動させるために右手を離して画面にタッチするときには、右肘が浮いた状態となって腕の重さが堪えます。同時にiPad Proを支えるのが左手の指だけになるのでiPad Proの保持が不安定になって快適に入力とはいかないですね。

寝っ転がっての入力にMacBook(12インチ)は?

MacBook(12インチ)は私にとって最良のテキスト入力デバイスなのですけど、さすがに930gのMacBookを寝っ転がって使うのは厳しい。

でも、MacBookをお腹の上に載せて左手でモニターの左端を持って支え、右手だけでキーボードを打つとなんとか使えないことはありません。でも右ひじが浮いたときには腕の重さを感じて疲れます。また、片手しか入力に使えないので入力効率は相当悪いです。

意外や意外!寝っ転がって使ってもMacBook Pro(16インチ)は使いやすい?

MacBook Pro(16インチ)は重量が2kgもあってMacBook(12インチ)のような使い方をしても、MacBook Pro(16インチ)を寝っ転がって使うのは相当厳しい。

ところがところが、行儀は悪いですけど、机に脚を載せて椅子に深くもたれかかり、MacBook Pro(16インチ)を太ももに載せてタイピングすると、これが結構快適に入力できます。

体にかかる負担も少なく、MacBook Pro(16インチ)でこの使い方をするのが、仕事をしたくないときに入力作業をするにはベストかも知れません。画像の加工も動画の編集も疲れずスムースに行えます。これは大発見でした!

結局、寝っ転がって入力するベストアイテムは?

これはズバリ、MacBook Pro(16インチ)?先に書いたように、脚を何かにあげた状態で頭に枕に乗せて太腿にMacBook Pro(16インチ)を乗せます。2kgというMacBook Pro(16インチ)の重さが安定感を生みます。タイピングもこの体勢で快適に行えます。

ベストな体制は、テーブルに脚を乗せてリクライニングできる椅子に深くもたれかけ頭を背もたれで支えられる体勢です。他にも、壁際に置いたバランスボールを背にもたれかかり、両ふくらはぎを椅子の上に乗せるのもいいですね。これらの体勢は本当に体が楽でタイピングもスムースに行えます。

しかし、ひょいと寝っころがるだけで直ぐに入力体勢にはいれるiPhone Ⅹが心理的に作業しやすいですね。両手が使えて入力効率が抜群なMacBook Pro(16インチ)ですが、椅子や机やバランスボールなどの準備がネックになります。

結論!寝っ転がって入力するベストアイテムは「iPhone Ⅹ」でした。

まとめに替えて

とにかく仕事に着手すると徐々に勤労意欲が増してきます。先に述べた作業興奮状態ですね。勤労意欲がわけば、寝っ転び状態から座ってしようかという気持ちになってきます。手をつけなければ仕事は溜まっていきます。溜れば溜まるほどストレスの度合いは大きくなっていくものです。とにかく始めること!これがポイントです。そのためにもモノグサ仕事術は役に立ちます。まずはお試しあれ!

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional