つぶやき一行/2021-03-06
Tag: プチ所感
人の弱みにつけ込んで(*｀ｴ´*)
世の中には困っている人や家族が沢山います。その最たるものが、8050問題で話題となっている中高だけでなく若者も含めた「引きこもり」の家族のいる人達や不登校に悩む家族などがそうでしょう。
これにつけ込む輩(やから)がいるのです(*｀ｴ´*)本当に腹が立って仕方がありません！
私のクリニックでも不登校や引きこもりのご相談をお受けすることもあるのですが、如何せん決定的な治療を講じることができません。
情けないことですが、私に不登校や引きこもりの方を治療するスキルがないのです。
私が知らないだけかも知れませんが、不登校や引きこもりの方を効率的に治すことのできる相談機関(医療施設に限らずです)に心当たりがありません。
そのような現状につけ込んでか、不登校や引きこもりの対応を売りにした企業があるようなのです。
不登校や引きこもりの子どもさんをお持ちの親御さまからすれば、藁(わら)にも縋り(すがり)たいという思いでしょう。
その思いにつけ込んで、不登校や引きこもりの対応をするから、暗に何とかできますよと言っているかの如き印象を保護者に与えて、超高額の対応費用を提案してくる企業があるようなのです。
その費用が何十万であればまだしも、何百万単位となるようなのです。
これは噂話で聞いたのではなく、実際にそのような超高額を請求された方々(複数)から直接伺ったお話です。
実際に対応を受けた方も、数百万円に見合う対応を受けたのであれば納得もできるのでしょうが、ほとんど無対応の場合もあるどころか、害をなす対応をされた方もおられました。
しかし、このような不適切な対応をされても、不適切な対応の場面を録画したり録音したりしていない限りは、民事訴訟を起こしても勝てる見込みはありません。
不登校や引きこもりの家庭での対処もしないといけないときに、訴訟など起こす気持ちの余裕も経済的余裕もないため、不適切な行いをする企業が法的にペナルティーを与えらるることがないという理不尽な状態が続くことになってしまうのです。
また、民事訴訟を起こして勝訴したとしても、勝ち取れるのは慰謝料で数十万円程度ではないかと思われます。受けたダメージに比べれば例え勝訴しても得られる対価は全く不釣り合いなものになってしまいます。
不正な企業の一人勝ち状態が結果として成立することになってしまいます。しかし、こんな理不尽が許されていいのでしょうか！私個人では何もできません。ただただ怒りが湧き上がってくるのみです。
