つぶやき一行/2022-01-19
Tag: 今日の「へーっ」
老齢年金はいくらもらえるのか?
老成労働省の報告書「女性のライフスタイルの変化等に対応した年金の在り方に関する検討会・報告書~女性自身の貢献がみのる年金制度~」(https://www.mhlw.go.jp/shingi/0112/s1214-3e.html )によれば・・・
報告書答申時点での標準的な年金(モデル年金)における受給できる年金額は妻が専業主婦の場合、
- 基礎年金
- 夫:月額6万7017円
- 妻:月額6万7017円
- 報酬比例年金
- 夫:月額10万4092円
- 世帯全体で月額23万8125円
となっています。夫婦共働きで夫と妻が同じ収入で同じ期間働いていた場合は34万2217円となります。これはちょっと平成12年という古い資料からの金額です。ところがところがです、「保険のぜんぶ」というサイトの2021年9月1日の記事(https://hoken-all.co.jp/hoken/nenkin-ikura/#2 )では、専業主婦家庭での年金額は、
- 基礎年金
- 夫:月額5万6049円
- 妻:月額5万6049円
- 報酬比例年金
- 夫:月額9万113円
- 世帯全体で月額20万2211円
とのこと。えっ?20年ほど前より減ってるじゃないですか!
年金はこれから先もどんどん減るのでしょうか?
経済アナリストの森永卓郎氏の予測では、遠くない将来に夫婦の年金額は「月額13万円」にまで減るとのこと。約20年で専業主婦世帯で3万6000円ほど年金が減っています。単純計算で「(20万2211円-13万円)÷((23万8125円-20万2211円)÷22年)≒44年後に13万円まで下がることになります。おそらく年金財政の破たんを防ぐためには15~20年で13万円まで下がる可能性があるのではないでしょうか?夫婦2人で年金が月額13万円!福岡市の一人暮らしで生活保護を受けている方の一例では、収入は月額で12万3000円(年金5万3000円+家賃込の保護費7万円)だそうです。一人暮らしの方の保護費と殆ど同額の老齢年金で、夫婦2人どうやって生活していくのでしょうか?一生働き続けるか、何千万円も貯金を作っておくしかなさそうです。政府の言う2000万円(1か月5万5000円×30年間)の貯金ではとても足りそうにありませんね。わたしは一生働くことにします。でも、体を壊して働けなくなれば一巻の終わりですけど・・・