つぶやき一行/2022-11-01
Tag: 今日の「へーっ」
新型コロナ対策_ 西浦博京都大教授のご意見紹介
京都大学で感染症を対象として、数理モデルや統計モデルを利用した感染症自然史等の推定や感染ダイナミクスの解明、流行対策の評価および流行予測などを研究されている西浦氏の「新型コロナウイルス感染症」対策について、正にそうだなぁ!と感じたので概観を紹介します。
西浦教授の意見
新型コロナウイルスの流行が下火になっても、何年かの間は数%程度の感染率が持続する状態となる試算があるものの、
- マスクの着用は屋外では不要であろう
- 高齢者のワクチ接種は毎年必要であろう
- 人々が苦痛にならない習慣化できる対策の提示が求められる
- 感染症に強い社会づくりをソフトとハードの両面から考える必要がある
- ワクチンや治療薬が登場し社会生活を揺るがすような大きな流行は少しずつ減ると思われる
しかし、この先、数年間は流行リスクの覚悟が必要であり、国と専門家は「どんな対策が効果的で」「何がもういらないのか」を正確に説明する必要と責任があると主張しています。
私見
西浦教授の意見は正にその通りだと思います。ただし、屋外でのマスクの着用は継続した方がいいと思います。新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスも飛沫感染しますし、新型コロナについてはいわゆる空気感染する疑いが濃厚です。屋外でも大声で話している人や咳をしている人を少なからず見かけます。感染リスクを少なくするためには屋外でもマスクを外さないよするのが無難だと思います。個人の自由ですけど・・・
なお、空気感染はN95規格マスクでないと防御できないことには注意が必要です!
医療用N95マスク