言たか放題/2018-04-13
Tag: ひきこもり対策
引きこもりの自立は難しい2
4月1日のブログにも書いたように、現在、引きこもりの方の経済的自立をサポートするプログラムを思案中です。
引きこもりの方が、いきなり社会の中に踏み出して「人と接しながら働いて収入を得る」ことは難しいと考えています。
そこで…
「人と接することなく収入を得る」道はないものかと考えていたところ、web上で人と接することなく収入を得る方法があることを知りました。
その1つがwebライティングです。
それに関する興味あるブログ記事を見つけたので、紹介します。
小林敏徳氏が書いているミラクリというブログの「webライターでどれくらい稼げるか」にチャレンジした記事です。
それによれば、webライティングでどこまで稼げるかに挑戦し、20日間で200記事を納入したというのです。
ブログに書かれた内容から試算してみたところ、平均1日16.5時間もライティングの作業に費やし、その総収入は20日間で40万円!ということでした。
時給換算で1212円ですね。時給1200円超というお仕事は、当院のある福岡ではなかなか見つけることができません。
この時給からすると、Webライターは結構いいお仕事ということになります。
この時給で年収がどれくらいになるか試算してみると、1日10時間(8時間+残業2時間)で1ヶ月22日働いた場合、月収27万円、年収で324万円です。
平成27年度の世代別平均年収の推計値からみると、ほぼ20-24歳の平均年収328万円と同じくらいになります。
しかし、引きこもりの方が1日10時間も働くのは難しいでしょうから、1日4時間、1ヶ月に20日働く(ライティングする)として計算してみると、月収は10万円弱になります。
けっこう稼げるじゃないか!なんて思うのは早計です。
おそらく小林敏徳氏が請け負っているライティングの記事単価(この世界では文字単価というらしいです)の3分の1から5分の1しか貰えないでしょうから、
実際、1日4時間で1ヶ月に20日ライティングに従事したとしても、収入として得られる額は2~3万円というところでしょうか…
アルバイトした方が効率的?
でも、自宅で「どこにも出かけず」「誰とも会わず」「自分のペースで」「休み休み」で、1ヶ月に2~3万円の収入を得られれば、結構、充実感を感じることができるかもしれません。
こういった手段で少しでも収入が得られれば、社会参加しようというモチベーションを持てるようになるかも知れませんね。
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ちなみに検証中の私のwebライティングの収益は、税抜きの実収入で、1月から現在までのところ、66,877円也です。
3.5か月の期間での収入ですので、平均して1ヶ月19,108円ということになります。
どこまで増やせるか、さらに検証していく予定ですが、他の方法についても今後ご報告する予定ですので、興味ある方はチェックしてください。