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言たか放題/2018-12-05

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Tag: 躁うつ病

躁うつ病に合併する不安障害に使うお薬の選択は?

躁うつ病は躁とうつを繰り返す病気で、双極性障害あるいは双極性気分障害などと呼ばれている病気です。

この躁うつ病に不安障害が合併することも多いことが分かっています。

しかし、不安障害だけの場合と違って、使用するお薬の種類が違うのです。

バデュー大学(米国)の現時点での治療を総括を報告(The Mental Health Clinician 2018年)から紹介します。

先に書いたように、躁うつ病は躁とうつを繰り返す病気ですが、気分が変動することが特徴です。

そして、この気分の変動が激しいほど、その後の経過(予後)が悪くなることが分かっています。

このような躁うつ病に人に不安障害が合併したとき、通常で使われるような選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、躁うつ病の病状を不安定化させたり、躁状態を誘発する可能性があります。

また、日本で特によく使われている安定剤(抗不安薬)も、おそらく依存性や乱用の問題から使用しないとされています。

ですから躁うつ病の方が不安障害を合併したときには、これらのSSRIや安定剤を使うことは避けなければなりません。

では、躁うつ病に不安障害が合併した場合に何を使うかと言うと、ある種の抗てんかん薬や非定型抗精神病薬を使うことが推奨されているのです。

同じ不安障害であっても、躁うつ病を合併しているかしていないかで治療薬が大きく異なるというお話でした。

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