FrontPage/2025-12-27
Tag: 今日の「へーっ」
パラプロバイオティクスって何?
パラプロバイオティクスとは、加熱処理や高圧処理などで殺菌された死菌体やその成分を指します。これらは生きた菌ではありませんが、健康に有益な効果を持つことが知られているのです。具体的には、パラプロバイオティクスは腸内細菌叢の代謝を変えることで、消化器症状の改善や免疫機能の向上に寄与し、緊張による腹痛や下痢などの消化器症状を予防する効果があるそうです。
パラプロバイオティクス(殺菌乳酸菌EC-12)の摂取により緊張に伴う消化器症状の不調を予防!
国立大学法人東京農工大学 大学院農学研究院動物生命科学部門・永岡謙太郎教授らの研究グループとコンビ株式会社ライフサイエンス事業部の研究によれば、緊張するとおなかが痛くなる学生を対象としたヒト試験において、定期試験前の1週間にパラプロバイオティクスを配合した食品を毎日摂取することで、試験の緊張に伴う消化器症状の不調を予防することがわかりました。
この効果は腸内細菌叢の代謝を変えることによって発揮されるようで、パラプロバイオティクスは「腸内細菌叢-脳軸」を通して精神的ストレスに伴う消化器症状の不調を予防するとのこと。この成果により、パラプロバイオティクス配合食品の利用は、緊張するとおなかが痛くなる状況に置かれる人々のWell-beingを向上させる手段になることが期待されるとしています。
参考資料
論文タイトル:Oral supplementation of heat-killed Enterococcus faecalis strain EC-12 relieves gastrointestinal discomfort and alters the gut microecology in academically stressed students
DOI:10.1163/18762891-bja00046
URL:https://brill.com/view/journals/bm/aop/article-10.1163-18762891-bja00046/article-10.1163-18762891-bja00046.xml
