診療日記
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患者さんからいたわられることも多いです。
診療をしていて、援助する側のわたしが、患者さんからいたわられる体験をよくします。
とくに病院勤務していたころは多かったように思います。
困っている患者さんにそんな余裕はあるのだろうかと思われる方も多いと思いますが、結構このような体験をすることが多くありました。
精神科の病院に長期入院していて、病院が生活の場となっているような患者さん(実際、住民票も病院が住所になっています)が、いたわりの言葉をかけてくれます。
医者とても体調不良や病気になることは多々あります。
長期入院している患者さんは、私たちからみると家族のような感覚になります。
自分の子供や兄弟のような感覚で見てしまいがちになります。
そんな患者さん側からみても、私たちが家族のように思えているのかもしれません。
家族の健康を気にかけるように、患者さんが私たちの健康を気遣ってくれるのかもしれません。
開業した今でも、患者さんは心配してくれます。
昨年の夏に鎖骨を骨折したときにも、多くの患者さんからいたわりのお言葉をいただきました。
ただ、三角巾をして初診診察をした方は、みなさんその後、受診しなくなっています。
三角巾をした医者に診てもらいたくはない気持ちもよく分かりますが・・・。
医者の不養生とならないよう自己管理を徹底しようと肝に銘じております。