記憶を選択的に消去できた?
2011.07.28
カテゴリ:ブログ
記憶を選択的に消去できた?
トラウマの治療に期待できるでしょうか。
研究者:ジョージア医科大学
対象:マウス
掲載雑誌:セル・プレス(Cell Press)
記憶するうえで一定の役割を果たすとみられる記憶分子というものが、特定されています。
この記憶分子の一種であるCaMKII(カルモジュリン依存性プロテインキナーゼII)の活動を制御することで、通常の記憶を損なうことなく、特定の記憶を抑制することができる技術を、初期段階的ではあるけれど、開発したとのことです。
将来は、PTSDなどのトラウマ関連疾患を確実に治療できる方法が開発されるかもしれません。
早く実現できると、朗報ですが…。