2型糖尿病は遺伝子の変異が原因?
2011.08.25
カテゴリ:ブログ
2型糖尿病は遺伝子の変異が原因?
情報源:共同通信社
報告者:熊本大大学院:富沢一仁教授の研究グループ
2型糖尿病とは、肥満を伴わない日本人に多い(約9割)糖尿病です。
この2型糖尿病に関して、遺伝子が変異してインスリンが低下しているのことが原因の一つであることを示唆する報告です。
この遺伝子は「CDKAL1」で、アジア人の約25%に変異が確認されている一方で、欧米人は10%程度です。
研究グループは、マウスでこの遺伝子を変異させると、肥満がなくても糖尿病になることを確認しました。
遺伝子が変異すると、異常なインスリンができて正常に働くインスリン分泌を妨げるというのです。
生活習慣が遺伝子まで変化させてしまうのでしょうか、それとも先天的な変異なのでしょうか。
生活習慣など後天的に変化するなら、自分で予防できるということになりますが、どうなのでしょうか?