あがり・うつ・不安・不眠の方々へ 赤坂心療クリニック ℡092-737-2660

自覚できない不眠がある?

自覚できない不眠がある?

Tag: 睡眠不足症候群

気付かない睡眠不足症候群!
夜は十分眠っているはずなのに、昼間にひどい眠気に襲われる。

睡眠不足症候群とは、睡眠が不足しているのに、本人が気づかないという状態のことです。

わが国では、慢性的な日中の強い眠気を主訴として医療機関を受診する人の7%が睡眠不足症候群であるとされています。

主な症状は、夜間の睡眠不足・昼間の強い眠気です。

しかし、睡眠不足を自覚していない場合には、寝つきが悪いなどの不眠症状を訴えることもあります。

時間に余裕がある週末や休暇の時には、普段より長い時間眠って自然に目覚める寝だめをしています。

睡眠不足のため脳の働きが低下して、強い疲労感や倦怠感、無気力、意欲低下、落ち着きのなさ、注意力散漫、協調性の欠如、攻撃性の高まりなどが見られるというのです。

また、食欲不振や胃腸障害、筋肉痛を訴えることもあり、睡眠不足の状態が長く続くと、不安が強くなりうつ状態になることもあるそうです。

仕事も私生活も充実しすぎると、睡眠不足になりがちです。

睡眠不足症候群になりやすいのは、「多忙タイプ」:仕事や勉強で睡眠時間を削らざるを得ない人のことです。働き盛りの労働者や受験生、子どもを育てながら外で働いている既婚女性、完ぺき主義や几帳面などの人に見られることが多いようです。

次に「夜更かしタイプ」: 夜更かしをして眠ろうとしない人・テレビやインターネット、メール、ゲームなどをするために睡眠時間を削る「睡眠時間節約派」・家族が起きているからなんとなく眠らないという「覚醒時間浪費派」などに分類されます。

このような方は、昼間に仮眠を積極的にとりましょう。

午後3時以降や30分を超える昼寝は、夜の睡眠に悪影響があるので、昼寝をするなら、お昼休みから午後3時までの間で、若い人は20分くらい、高齢者でも30分以内の昼寝が効果的だと考えられています。

日中に眠気が強い人は、試してみる価値はあると思います。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional