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今年の忠臣蔵をみて

今年の忠臣蔵をみて

Tag: メタコミュニケーション
メタコミュニケーション
いつの頃からか、忠臣蔵好きになり、長時間の番組でも放映があるたびにしっかりと観るようになっていました。

今年も7時間の番組をしっかりと観ておりました。

堀部安兵衛を忠臣蔵で主役として番組作りするには、少々無理があった印象でした。

しかし、今年の忠臣蔵で、おっと思ったのは、内蔵助と妻りくのコミュニケーションの場面でした。

内蔵助が妻りくに離縁を告げる場面。

内蔵助が、シナリオの中ではありますが、遊郭の女性に気がいてしまったので、実家に戻りなさいというようなことを言います。

妻りくは、一瞬考えたところで受け入れます。

夫内蔵助が討ち入りの実行を決意し、妻子に災いが及ばないよう実家に戻るようにということを言外に伝え、妻りくはそれを理解しました。

このように、言語では表していないけれども、伝わるコミュニケーションをメタコミュニケーションといいます。

発達障害の方はこれができません。

俗に言うKY、空気が読めないということが生じるのです。

けして悪気があってのことではありません。

結構、気のいい人も多いのです。

空気が読めずに気まずくなる人に出会ったとき、性格としてとらえず、個性としてとらえてあげられるとコミュニケーションがうまくとれるかも知れません。

少し頭の片隅にでも入れておいていただければと思います。

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