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気分は認知で変わる!

気分は認知で変わる!

これは認知行動療法の根本的考え方。

その概略は次のような思考の流れとして表すことができる。

ストレス状況  →  →  →  
↓              ↓
対処可能かどうかの認知 条件反射的こころの学習
↓              ↓
気分←  ←  ←  ←  ←

人は出くわしたある状況を、たやすく対処可能と認識するならストレスを感じない。

しかし、対処困難であると認識するとストレスを感じるのだ。

対処できない結果生じる負の代価(リスク)が大きいほどストレスは大きくなる。

対処可能か困難か、これは幼少期よりの経験から学習された中核的信念(ビリーフ)から、自動的or条件反射的に認識される。

認知行動療法では、この中核的信念の同定を認知の修正技法を通じて探求し修正するようにアプローチしていく。

しかし、このプロセスは嫌になるほど冗長。

通常の保険診療での診察では難しい。

当然、自分で行うのは殆ど不可能に近い。

そこで、1つのやり方がある。

もし、恐れていることが生じたら、それに対処できなかったら、どんなリスクがあるの?と自問してみることだ。

究極までリスクを追及すると、本当にそんなこと生じるのかなあと自然と疑念がわくようになる。

考えすぎかなあと思える結果になることがほとんど。

ここまでやってそう思えないときは病的状態にあると考えていい。

そんな時は最寄りのメンタルクリニックを訪ねて見るのがいいと思う。

お試しあれ。


認知の流れ

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