不眠症
2014.10.15
カテゴリ:治療
不眠症
眠れないだけでは不眠症とは言いません。
(1)日中の生産的生活に支障が生じるか、
(2)眠れないことそのものに著しい苦痛がともなう、
このような時に不眠症と診断します。
治療上の注意は、
1)眠れないことは破局的異常であるという、不眠への過剰な不安を和らげるための情報を提供する
2)睡眠衛生指導や認知行動療法などの非薬物療法を優先する
3)薬剤を必要とする場合には、睡眠導入剤投与が必要か漢方薬や睡眠ホルモンを誘発する薬剤で治療できるか慎重に査定する
4)薬剤を中止するための具体的な減薬スケジュールを設定する
などでしょう。