大賛同!です_「山中伸弥による5つの提言」
大賛同!です_「山中伸弥による5つの提言」
「山中伸弥による5つの提言」 とは、以下の5つです。
1)今すぐ強力な対策を開始する
2)感染者の症状に応じた受入れ体制の整備
3)徹底的な検査
4)国民への協力要請と適切な補償
5)ワクチンと治療薬の開発に集中投資を
「山中伸弥による5つの提言」の詳細については下記からご確認ください。
以下に、5つの提言についての私見を述べたいと思います。
提言1:今すぐ強力な対策を開始する
山中教授は、ウイルス検査をもっとすべきあり、検査して自分が新型コロナウイルスに感染していることが分かってまでライブハウスやキャバクラに行く人などいないのではないかと述べています。
新型コロナウイルスに感染して移してやるとキャバクラを訪れた人が話題となりましたが、あの様な人は稀でしょう。
ほとんどの人は自分が感染しているとわかれば自宅や病院でじっとしているに違いありません。
わたしは感染しているかどうかわからない
↓
ストレスがたまって解消したい欲求
↓
ライブハウスなどでスカッとしたいという願望
↓
わたしは感染していなければライブハウスに行けるという論理
↓
そして困ったことに、脳は自分の都合の良いストーリーを作り出す傾向があります
↓
わたしは感染していて欲しくない
↓
わたしは感染していない可能性がある
↓
症状もない・発熱もしていない
↓
わたしは感染していないに違いない
↓
無意識の判断:わたしは感染していない
↓
だからライブハウスに行ってもかまわない
↓
ライブハウスに行くという行動が生じるのです。
ここでわたしは感染していて欲しくないという願望の状態に対して、検査で感染していることが確定するなら、ライブハウスに行ってもいいという判断も、ライブハウスに行くという行動も生じることはまずないはずです。
つまり、
調べない
↓
感染しているか分からない
↓
感染していて欲しくない
↓
感染していないだろう
↓
感染していないはずだ
↓
わたしは感染していない
というような無意識の思考の流れになってなってしまうのですね。
提言2:感染者の症状に応じた受入れ体制の整備
無症状であったり症状が軽い人まで入院して隔離するという方針を続けるなら、検査を多くの人に行って感染者であると分かる人数が増えてくると、病院のベッドはすぐに満杯になってしまします。
重症患者を入院させられないという医療崩壊が生じることになるのです。
山中教授が提言するように、無症状や軽症の感染者を自宅観察とするかホテルなどの観察体制を整えて経過をみるようにする必要があります。
宿泊客が減って経営が難しくなっているホテルなどを活用して、ホテル側の経営に対しても支援できる一石二鳥の政策を講じるべきではないでしょうか。
換気や消毒、密集度を減らすなどの感染対策を十分に行った上で、スポーツジムなども活用して健康増進とストレス対策とすることも、経営的に苦境に陥っているジムを救うことにもなります。
その他にも山中教授は多くのアイデアを発案しているので、詳しくは先に書いたサイトを確認してください。
提言3:徹底的な検査
日本政府は、医療崩壊を防止する観点から、感染者を早期に発見することよりもクラスターの発生への対応を重視して、感染者発見のために多くの人の検査を行うということを避けてきました。
提言2が着実に行われるということを条件として、各人が感染しているかどうかを明確にして他の人への2次感染のリスクを低くする行動を各人が行える様にすることが、必要となっていく時期に来ているのではないでしょうか。
提言4:国民への協力要請と適切な補償
各人の行動を自粛する、特に経済活動を自粛するためには、個人の収入や会社や個人事業主の収益を保証することが必須となります。
感染防止よりも今日の糧が切迫した事案であることは明らかです。
他人に感染させてはいけないことはわかるけど、今日、食べるものを買えない!のでは、日銭を稼ぎに行こうとなってしまうのが人情でしょう。
収入が減少した世帯に30万円の現金給付を行うことが提案されていますが、給付対象を限定すると給付の時期が大きく遅れてしまうことになります。
ここは収入や収入の減少の如何に関わらず、全ての世帯に一律で現金を即座に給付すべきでしょう。
提言5:ワクチンと治療薬の開発に集中投資を行うべし
これは自明のことですね!