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集団免疫戦略は間違っていた!日本は正しかった?

集団免疫戦略は間違っていた!日本は正しかった?

集団免疫

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集団免疫戦略とは、乱暴に言えば「すべての人が新型コロナウイルスに感染して免疫ができれば、新型コロナウイルス感染が人類にとって脅威ではなくなる」というようなことでしょう。

しかし、この戦略には問題点があるようなのです。

集団免疫戦略の問題点

集団免疫戦略には次のような問題点があることがMIT Technology Review( https://www.technologyreview.jp/s/198985/why-simply-waiting-for-herd-immunity-to-covid-19-isnt-an-option/ )により指摘されています。

  1. 集団免疫が確立されるまでの期間が不明
  2. 集団免疫の確立が達成されたとして免疫力の有効な期間が不明
  3. 集団免疫が確立されるために必要な感染者数が膨大

これら3つの問題点について簡単に解説します。

集団免疫が確立されるまでの期間が不明

WHOの報告( https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/situation-reports/20200306-sitrep-46-covid-19.pdf?sfvrsn=96b04adf_2) によると、新型コロナウイルスの潜伏期(感染してから症状が現れるまでの期間)も発症間隔(発症してから他人に感染させるまでの期間)が長いらしいのです。

しかも、症状が出る前の時期にも新型コロナウイルスを排出していて、症状のない人からも感染する可能性があります。

さらに、インフルエンザウイルスは発症後の最初の2日間からウイルスの排出が始まり、最大でも発症後1週間でウイルスの排出が止まるのに対して、新型コロナウイルスの場合は、8日間から37日間の長期間のウイルス排出が観察されているというのです。

新型コロナウイルスがより長く感染を広める期間が長いということは、インフルエンザに比べてより多くの人に感染させる可能性があるのですね。

より多くの人に感染が広まれば集団免疫が早く確立されるとも言えるのですが、問題は新型コロナウイルスの致死率がインフルエンザウイルスに比べて3~40倍の高い(0.1%対3~4%)ということです。

あまりにも早く多くの人が新型コロナウイルスに感染してしまうと、重症化した人を入院して治療する病院のベッドが満杯になって、救える人も治療できなることになってしまいます。

これが医療崩壊です。

集団免疫戦略はいいのですけれど、それでは新型コロナウイルスの場合は医療崩壊が生じるリスクが高くなります。

集団免疫の確立が達成されたとして免疫力の有効な期間が不明

インフルエンザの予防接種を毎年しなければならないのは、インフルエンザウイルスは変異しやすく、今年ワクチンを接種したり、あるいはインフルエンザに感染したとしても、来年流行するインフルエンザウイルは今年のウイルスとは異なるウイルスになってしまっているので、今年獲得した免疫が来年は有効ではなくなるからです。

新型コロナウイルスはインフルエンザウイルと同種のRNAであり、インフルエンザウイルと同様に来年は変異してしまう可能性が高く、一度この新型コロナウイルスに感染したとしても来年も変異した新型コロナウイルスに感染してしまう可能性があるということです。

つまり新型コロナウイルスに感染したとしても、来年の流行に対しては集団免疫を得ることができない可能性があります。

ワクチンの開発が急務だということですね。

集団免疫が確立されるために必要な感染者数が膨大

厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症対策の見解( https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00011.html )によれば、「感染しており、かつ、症状のある人」の約20%が重症化し、重篤な状態となる人は感染して症状のある人の約6%であるとしています。そして、重症化した人の約半数は回復していないというのです。

集団免疫が形成されるには、 人口のおよそ1/2から3/4が新型コロナウイルスに感染する必要があることが示唆されています。

仮に人口の1/2が感染したとすると、その6%が重症化するなら日本で720万人の重症者が発生する計算になります。

医療崩壊となり膨大な人の命が失われることになるのです。

日本のクラスター潰し戦略は正解だった?

以上のように集団免疫戦略は、新型コロナウイルスに対する望ましい戦略ではないようです。

ただ、日本政府が行ってきたクラスター潰し戦略がここにきて限界に来たことも確かです。

感染が広がるスピードを遅くして、集団免疫戦略と同様に医療崩壊が生じて多くの人が死亡するリスクをなくさなければなりません。

私たち個人ができることは何なのでしょうか?

私たちがするべきことは1つ!対人接触を8割減らしましょう!!!

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が主張するように、対人接触を8割減らすことが、私たち個人個人ができる最良の選択です。

対人接触を4割減らすだけでは感染者は増えてい来ます。

6割だと感染者数は横ばいです。

対人接触を8割減らすと感染者数は1ヶ月ほどで減ってい来ます。

7割なら2〜3か月で減少に転じるようです。

このような制限が長期間にわたれば個人も企業も経済的に破綻してしまいます。

できるだけ短い期間で新型コロナウイルス感染を抑え込んでしまうためにも、対人接触の8割減を達成するべきでしょう。

自宅で引きこもっているのはストレスになります。でも、みんなで頑張って耐えていきましょう。

私たちの大切な人たちを守るために、自分を守るために辛い今を耐える重要性を心に留めていきましょう!

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