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「漢方における陰陽」とは?:漢方のお勉強

「漢方における陰陽」とは?:漢方のお勉強

今回は、漢方で使われる患者さんの評価概念である「虚と実」だとか「陰と陽」、「気・血・水」、「熱と寒」のうち、以前の「虚と実」(https://akacli.com/index.php?QBlog-20220311-1)に続いて「陰と陽」について調べてみたので記事にしました。興味ある方はご一読ください。

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漢方薬

「陰陽」の概要

「陰陽」とは、いわゆる生命活動の高低と言えるのではないでしょうか。

  • 「陰」は生命活動が低下している状態
    • 高齢者
    • 全身的な代謝の低下した人
    • 基礎体温の低い人
  • 「陽」は生命活動が活発になっている状態
    • 若年者
    • 全身的な代謝の亢進した人
    • 基礎体温の高い人

陰陽の臨床的特徴

病気の急性期なら、

  • 「陰」
    • 発熱など発赤など炎症反応が微弱な人
  • 「陽」
    • 発熱など発赤など炎症反応が顕著な人

病気の慢性期では、

  • 「陰」
    • 全身的代謝の低い人
    • 基礎体温の低い人
  • 「陽」
    • 全身的代謝の亢進した人
    • 基礎体温の高い人

おまけ

「陰」の状態にあることを「陰証」、「陽」の状態にあることを「陽証」と言い、「陰証」では体を温める漢方薬が有効な場合が多いとのこと。

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