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抗うつ薬3種が異なる遺伝子発現を誘導!

抗うつ薬3種が異なる遺伝子発現を誘導!

DNA
うつ病の治療薬(抗うつ薬)の代表であるSSRIは、

  • 効果が出るまで時間がかかる
  • 効き方に大きな個人差がある

などということが経験的にわかっています。

東北大学は、よく処方されるSSRI 3種類

  • フルオキセチン
  • セルトラリン
  • シタロプラム

を投与した後の神経細胞で、「遺伝子発現解析(トランスクリプトーム解析)」を実施し、投与薬剤ごとに特徴的に変動する遺伝子群を抽出しました。

結果

  • 3種類のSSRIはいずれも、培養神経細胞の遺伝子発現プロファイルを変化させた
  • 薬剤ごとに「遺伝子発現への影響パターン」が異なった
  • 各抗うつ薬ごとに「特異的に発現変動を示す遺伝子群」が同定された
  • これらの特異的遺伝子群の一部は、生体マウスに同じ抗うつ薬を投与した場合にも同様の遺伝子発現変化を示すことが確認された

メカニズムに関する示唆

「セロトニンを介さないメカニズム(セロトニン非依存的経路)」によっても遺伝子発現に影響している可能性、つまり、セロトニン以外の“副次的な分子経路”を通じて異なる影響を及ぼしうることが示唆された。

ただし、現時点では、各薬剤が「具体的にどの分子」にどう作用しているかという詳細な機序はまだ不明である。 しかし、より効果的で副作用や個人差の少ない抗うつ薬の開発につながることが期待される。

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