dokusyo/2015-10-04
先生はえらい
内田樹著。
中高生向けに書かれた本であるが、学ぶ構えに学びがある?
まえがきにあるように先生は偉い存在で尊敬して接するべきであるという本ではありません。
先生がえらいというのは…
コミュニケーションも著作も、
全てが明瞭に伝わり意味が分かるというのは良いコミュニケーションでも著作でもない。
受けとる側に解釈の幅を持てるものがよい。
受け手の個性や経験や価値観を昇華させ独自の学びと成長を醸成するものがいい。
先生も同じである。
受け手がこの人は偉いと思うから先生は偉いのであり、
あなたにとって先生はえらいのである!
他人にとっては、
何でこんなおっさんが?おばはんが?
であってもである。
学びと成長はあなた次第ということなのでしょうか?