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dokusyo/2016-01-01

鈴木俊隆「禅マインドビギナーズ・マインド」文書は平易だが、読み解くには難解。

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Tag: 読書 書評

「禅マインドビギナーズ・マインド」

鈴木俊隆著。

文書は平易だが、読み解くには難解。

S.ジョブズが愛読したというのが納得できる良書だと思う。

何度も繰り返して読むほどに異なる学びが現れ出るかも知れません。

通常より笑うほどに時間をかけて読み、

内容を正確に書き出そうと試みたけれど、

所詮、理解できていないものを表現することなどできないのである。

諦めて、自分なりに理解できた範囲で紹介することにした。

禅とは意図を配して空になること。

悟りを目指すこと自体が意図である。

なにものにも開かれ、ありのままに見る、空ゆえにどんなことも受け入れる用意がある、初心というこころの構えが望まれる。

自分中心の意図を排した心の構えが重要。

人は自分で「ありのままとは違う」ものを作り出している。

そのままにしておけば、やがて消えていくのである。

思考を止めようとしない。

あるがままにしておけば大いなる心が成る。

全ては仏性をもつ。

仏性とは人間の本性ともいえるもの。

すべきことをする、それが仏教である。

無常ということを理解すればいい。

空から真の存在が成る。

存在は、仮の形と色でそのときたまたま現れているだけである。

無となりただ呼吸に集中する。

マインドフルネスという、ありのままに観察するよう待機していることが心の空性である。

うろたえるでない!

人は一瞬一瞬死ぬのだ。

未来などない!

今以外に時間はないのだ。

いまここに真の自分でいなさい。

これが禅か!

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