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dokusyo/2016-01-03

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Tag: 読書 書評

「本はどう読むか」

清水幾太郎著。

ちょっと古い本ですが、本の読み方だけでなく、なぜ読書なのかということが学べます。

私は、特に外国語の読み方に興味があって読んでみました。

本はケチらずに買うべし。気になった本は、迷わずまず買う!
もう二度と手に入らないかもしれない。(今は絶版本もネットで中古を入手できますが、私も欲しいときに迷って分からなくなったら買う!のがいいと思います)

選び方は本屋で実際にペラペラめくって判断する。本屋難民は本選びが大変で広告や書評を根拠に選ぶことになるが、広告には騙されないよう注意が必要。しかし、注意のしようがないので本屋難民は気の毒だという。(1972年に初版なので、現在のネット環境で、目次や一部を試し読みできたり、広告や書評でないネガティブな一般読者のコメントが読める現状とちょっと合わない見解?世の中、便利になりました!)

広告に乗せられて失敗するのも勉強。投資と思うべし!という。

面白いと感じなくなったら途中でも読むのを止める。

読むスピードについては、あまりに一字一句を味わってというのも度を過ぎると理解の妨げになる。著者はたいてい一気呵成に書き上げるので、その「観念の急流」に乗る!ように読むのがいい。

外国語の本は、まず、買う!単語や文法が分からなくても一気に最後まで読む!分かることは大切ではない!慣れることが最重要!最初は100-200ページのペーパーバックからはじめるといい。とにかく辞書も引かず、何度も読めば分かるようになるものであるという。(読み手の語学ベースによると思うのですが…何しろ著者は東京帝大文学部卒!)

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