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dokusyo/2016-03-06

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Tag: 読書 書評

「うつと不安の認知療法練習帳」

D.グリーンバーガー&C.A.パデスキー著。

まずは、頭に生じたものが、気分か思考かを区別できるようになることが大切

「状況-思考-気分-身体-行動」は相互作用する。

環境状況の明確化

身体感覚や反応の明確化

気分感情の明確化

対処行動の明確化-回避か問題行動か

自動思考の収集とホットな思考の明確化

意識下の自動思考を意識化する!
・言語的なものか?
・イメージ的なものか?

ホットな自動思考を見つけ出す!
・気分に一番影響を与える考え

ホットな自動思考を肯定する根拠のリストアップ

ホットな自動思考を否定する根拠のリストアップ

行動実験する!
・何を検証するか
・結果の予測
・発生しうる問題
・問題への対処策
・実験結果
・検証での確信度

行動計画(アクションプラン)を立てる!
・修正すべき行動を修正してどうなるか検証する
・修正内容の具体案
・開始時期
・予想される障害
・障害への対策手段
・計画の結果

思考の3階層
①自動思考
・意識されず流れている考え
②仮定(思い込み)
・暗黙の条件付きの想定
・もし〜ならば〜に違いない!
・もし〜ならば〜すべきである!
③スキーマ(コアビリーフ絶対的信念)
・〜は絶対〜だ!

コアビリーフの探求
・繰り返し出てくる自動思考のパターン
・下向き矢印法

思考の形成由来を探求する!

スキーマを肯定する根拠と否定する根拠のリストアップ

行動実験で検証する!

検証を繰り返す!

新しいスキーマの形成!

過去の出来事でも同様に検証する!

人を苦しめる5つの気分
①うつ
②不安
③怒り
④罪悪感
⑤恥

以上、内容の要約を箇条書きしました。

主治医と一緒に本書を使って認知行動療法を行ってみるといいかもしれません。

1人で行うのは難しく危険かも?

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