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dokusyo/2016-05-07

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Tag: 読書 書評

「読書について」

小林秀雄著。

小説であろうと思想書であろうと、

読んでいれば勝手に頭を満たしてくれるというような読み方はいけない。

我が身に当てはめればどうなのだろうかというような、

著者と読者の対話を生み出すような読み方でないと意味がない。

そうでなければ…

書物の中の擬似的人生を、

あたかも自分が既に、そう生き体験した、あるいはそう思想したというような錯覚に侵されて、

書物の中の世界にいるのか、

自分がそう体験思想しているのか分からなくなってしまうという。

小林秀雄は、

本は自分流にしか読まないが、

本に話しかけながら読むなら、本から意外な回答が受け取られるのだという。

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