劇症型急性心筋炎をご存知ですか?
2011.12.13
カテゴリ:ブログ
劇症型急性心筋炎をご存知ですか?
Tag: 劇症型急性心筋炎
風邪症状で始まることが多く、診断が難しい心臓の病気の1つです。
初期には風邪様の症状(悪寒・発熱など)や消化器症状(食欲不振・嘔吐・下痢)などで始まり、数日で心症状(息切れ・動悸・胸痛・不整脈など)が出現してきます。
特に子供さんなどの風邪症状の後に、息切れなどが出現したときには早めに小児科に受診するようにしてください。
ただ、検査は大変です。
心電図などの一般的検査のほか、心臓カテーテル検査で心臓の血管が詰まっていないかを確認したり、心筋の一部を採取して顕微鏡で病理検査をするというようなことが必要になります。
小児科から専門病院に紹介されることになるでしょう。
それだけ大変な病気なのです。
風邪症状と侮るなかれです。