マインドフルネス
2012.02.28
カテゴリ:ブログ
マインドフルネス
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近年はやりの心理療法の1つです・・・
人が困難な状況や気持ちになったとき、知らず知らずのうちにそこから逃れよう、解決しよう、と無意識に思考が進んでいきます。
困難なことが、苦労はあっても対処できるものなら、この問題解決志向は有用なものであり、自然と誰もが行っているものです。
しかし、この困難が対処不能な場合には、この問題解決志向は機能しなくなります。
それどころか、解決を目指すゆえに潜在的絶望へと心を導いてしまうかも知れません。
生きていく中で生じる困難は解決できるものばかりではありません。
むしろ解決できないことの方が多いかもしれません。
そこでマインドフルネス。
「こころ」も「からだ」も、その一瞬一瞬をそのままに感じ、解決しようともリラックスしようともせず、「doing」から「being」へ、「letting go」に任せる心のあり方。
ただ、この今の一瞬を生かされた自分が、さらに一瞬ののちにその運命を終えて死にゆき、さらに次の一瞬にまた生かされていく・・・
この繰り返しを、穏やかに感じること。
これが私流に感じているマインドフルネスです。