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つぶやき一行/2020-08-14

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読書

挫折しない速読法の推薦図書3選:速読の教科書

速読には訓練が必要です。しかし、間違った方法で訓練しても成果を得ることはできません。ここでは、私が速読を学ぶのに非常に役にたった速読の指南本ベスト3を紹介します^ - ^

速読のベストな教科書は何か?

ズバリ、次の3つでしょう。

  1. 宇都出雅巳著『どんな本でも大量に読める「速読」の本』
  2. 寺田 昌嗣著『フォーカス・リーディング 1冊10分、成果10倍の「いいとこどり」読書術』
  3. 苫米地 英人『ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方』
    これは私の判断によるもので、全ての人に当てはまるものではありません。

私は、とにかく何をしても人に敵わないという鈍臭い人間です。

運動も、音楽も、お絵かきも、字の綺麗さも、本当に他の人より劣っています。

当然、読書も大の苦手です。

本を読むときには、文字を1文字1文字、頭の中で音声化して読んでいかなければ全く理解できません。

しかも、読んでいる途中で読んだ文字をまた読み返さなければ理解できないというありさまで、250ページほどの本を読むにも2週間から1ヶ月もかかってしまうのが普通でした。

時間でいうと、1ページ5分から10分はかかります。文章の内容を理解できないと前に進めなくなって、分かるまで同じ文章を何度も何度も読み直してしまうのです。

1冊20時間から40時間はかかるのが常でした。

こんな私ですから、読書をするのが大嫌いで、本を読むのは苦痛以外の何物でもありませんでした。

フォトリーディングとの出会いと失望

こんな私を読書に向かわせてくれたのが、あるメンターがwebセミナーで紹介していたフォトリーデイングです。

意識で理解していなくても無意識に知識をインストールしてくれるというフォトリーディングには、魔術的な魅力を感じたものでした。解説本も何冊か購入して勉強しました。

しかし、フォトリーディングには裏がありました。

1ページ1秒程度でフォトリーディングしても何も残らないのです。何も学びが残りません。

フォトリーディングには、最初のフォトリーディングに加えて、スーパーリーディングとか高速リーディングと呼ばれる追加のリーディングを行わなければ本を理解することができないらしいのです。

これを行うと、1冊2~6時間はかかってしまいます。というのも読み返しのときに高速リーディングができずに普通の音声化した読書になってしまうからでした。

そこで色々な速読の本を10数冊ほど読んでみて学びが得られたのが、最初に紹介した3つの本なのです。

3つの本からの学び

読んだ順に学びを書かせていただきます。

苫米地 英人『ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方』からの学び

  1. 文字は最初のうちは音声化して読んでいい。
  2. 音声化して読むスピードを徐々に早くしていけばいい。

どうしても文章を音声化して読む私にとって、文章を音声化して読んでいいという著者の意見は救いのようなものとなりました。

実際、頭の中で音声化したつぶやきを徐々に早く読んでいくことで、文字を音声化しなくても読めるようになりました。

しかし、これは下記の寺田氏が言うところの「何が書いてあるか何となく感じるレベルのスピード」で読む状態に近いものです。

訓練し続ければ「書いてあることが何となく分かるレベルのスピード」の領域に達することができる様な気がしています。

寺田 昌嗣著『フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術』からの学び


  1. 何を学びたいのかを明確にしておく。
  2. 読むスピードを変える。

読むスピードとは、

  • 何が書いてあるか何となく感じるレベルのスピード(感じるレベル)
  • 書いてあることが何となく分かるレベルのスピード(分かるレベル)
  • しっかり分かるレベルのスピード(読むレベル)
    の3段階です。

感じるレベルと分かるレベルはスキャンニイングやスキミングというスキルに近いもののようにも思えます。

学ぶ目的の内容が書いてある所に来れば、スピードを落としてじっくり読む。

ただしこのじっくり読むレベルも今までの2~3倍のスピードを目指す(明確には書かれていませんが・・・)

宇都出雅巳著『どんな本でも大量に読める「速読」の本』からの学び


目から鱗の速読法です!

速読のキモは…

  1. 文字を音で読まない
  2. 分かろうとしない!
    の2点のみ?

ボーッと聞くように眺める?早く読めるようになるには、とにかく読み通し、その本の知識ストックを増やす!そのストックが次に読むときのスピードを上げてくれる。

これを繰り返し!繰り返し!繰り返し!することで、早く読める分野の本が増えてくる!というのです。

具体的読み方は、

  1. 目次→2-3分→5回転
  2. まえがき・あとがき→5-6分→10回転
  3. 見出し→5-6分→3回転
  4. 気になった箇所→15分→可能な回転
    私が思うに、フォトリーディングは本を読み始めるということに着手しやすくするという文脈で利用するといいのではないでしょうか?

難解でハードルの高い本は積読!つまり、タイトルやサブタイトルだけ毎日眺める!このときフォトリーディングがいいかも知れません。ページをパラパラめくって見出しを眺めるのもいいでしょう。

「音で読まない&分かろうとしない」ができるようになるには訓練が必要です。それでも、文字を追う目の訓練をするとか、中心視野を拡張するとかいう訓練を重視していないので実用的だと思います。

今日からできる速読術ですね!

まとめにかえて

私の個人的経験では、本を1回だけじっくりと読んでも、バーっと流し読みしても、復讐しなければ1ヶ月後に覚えている内容はほとんど変わらないようです。

そうであるなら、楽しむために読んだり、深く行間を読むような読書をしたい本ではないなら、速読がお勧めです。速読してじっくり読みたい本を探していくというのが、速読の利用価値ではと考えるようになっています。みなさまもお試しあれ^ - ^

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