つぶやき一行/2020-11-15
Tag: プチ所感
ナゼ?は破壊への誘い(いざない)
「ナゼ?」という問いかけは上手くいかなかったことの原因を追求していくのに有用な問いかけですね。
しかし、その一方で、「ナゼ?」という問いかけには奇妙な破壊力があります。
何か上手くいかなかったことがあって、一緒にやっていた人から「ナゼ?」と問いかけられると、どうでしょう、何か責められているような感じがしませんか?
「ナゼ上手くやれなかったの?」とか「どうして上手くやれなかったの?」とか言われると、何だか問い詰められているような感じがするものです。
「ナゼ?」が破壊的にならないようにするマインドセット
「一緒に」「原因を分析して」「進歩に繋げよう!」という3つが合わさったマインドセットが、「ナゼ?」から破壊的意味合いをなくしてくれます。
つまり、「私たちが一緒に協力して」「この件が上手くいかなかった原因(要因)を客観的に分析し」「この失敗から次に繋がる学びを得よう!」「そして一緒に進歩向上しよう!」という思いを伝えるということでしょうか。
要は、相手に私は「責めたりしていませんよ」「一緒に進歩向上しましょうね」というメッセージを伝えるということですね^ - ^
破壊的にならないための言葉の使い方
上記のマインドセットを言葉の使い方からみてみると、「ナゼ?」の代わりに次のような言い方をするのがいいかも知れませんね。
- 「ナゼ?」を「何が?」に変える
- 「ナゼ?」を「次はどんな風にすれば?」に変える
- 「一緒に分析してみようか?」で締めくくる
「この案件、ナゼ上手くいかなかったの?」
と言われるより
「この案件、何を次はどんな風にすればいいか、一緒に分析してみようか?君はどう分析する?」
と言われた方がちっと考えてみるか!って気になりませんか?
安易に「ナゼ?」って言わないようにするのが無難かも知れませんね^ - ^