つぶやき一行/2021-02-17
マーク・トウェインの言葉:まずは行動せよ?
先に進むための秘訣は、まず始めること。まず始めるための秘訣は、複雑で圧倒する仕事を扱いやすい小さな仕事に分解して、最初の一つを始めることだ。
ビジネスの世界には「行き当たりばっちし」という表現があるそうです。
実行する前に完璧な計画を立ててからビジネスを行おうとすると、いつまで経っても新しいビジネスを行うことができないということだとか。
まずは着手してもPDCAサイクルを回して、よければ促進し、悪ければ修正するということを繰り返す。まずは着手して結果に応じて対応していくことが重要だということですね。
なお、PDCAサイクルのPDCAとは、Plan、Do、CheckそしてActのことです。計画して(Plan)実行し(Do)、結果を評価して(Check)、改善修正すべきところを修正実行する(Act)ことを繰り返すというものです。
PDCAはもう古い!とか言われることも昨今ですが、まずは着手することの重要性には変わりはないと思います。
マーク・トウェインもまずは着手することが進歩につながると言いたいのだと思うのです。そして、着手することを容易にする手法として、着手するものを負担感のない程度に小さなパーツに分解して、その負担の少ないことから始めるといいと言っているのです。
ブライアン・トレーシーは、同様のことをサラミスライス法と呼んでいます。サラミソーセージを丸かじりして食べるのは大変だけど、スライスするとたべやすなるということからの例えですね。
いずれにしろ、兎に角「まずは実行すること」が大切だということですね!
補遺
マーク・トウェインはアメリカ合衆国の作家。代表作は『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒険』など。