つぶやき一行/2021-06-23
早起きすると幸福になる?
エクセター大学(英国)の研究報告を1つ紹介します。早起きが苦にならない朝方の人の方が、うつ病になるリスクが低く幸福感も高いことが分かったとか。
朝方人間であるか夜型であるかは、生まれながらに持っている時計遺伝子により制御されているため、意図的に変えることが難しいものです。本研究では約23万人のアンケートデータと、約45万人分の遺伝子データを調べました。アンケートの例は下記の如くです。
- 朝型か夜型か
- うつになったか否か
- 人生に意義があると感じるか
- etc.etc. 結果は最初に記載したように、「遺伝子タイプが朝型」であるか「朝型であるとアンケートに答えた人」の方が、そのほかの人たちよりうつ病になるリスクが低く、幸福度も高いというものでした。
更に、種々の事情から睡眠リズムが大きくずれた場合、不安感を感じたり憂うつになったり、幸福感が少なくなることも分かったということです。
情報源
- Scientists discover one sleep habit is most likely to result in happiness, https://www.inverse.com/mind-body/being-a-morning-person-actually-keeps-you-happier
- Waking just one hour earlier cuts depression risk by double digits, study finds -- ScienceDaily, https://www.sciencedaily.com/releases/2021/05/210528114107.htm
- Journal Reference:Iyas Daghlas et al, Genetically Proxied Diurnal Preference, Sleep Timing, and Risk of Major Depressive Disorder. JAMA Psychiatry, 2021; DOI: 10.1001/jamapsychiatry.2021.0959