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つぶやき一行/2021-08-25

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Tag: 心理 読書

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幸福

幸福感を得るためにすることを決めるための3つの質問 +α

幸福感を感じられるためにはどのようなことをすればいいのでしょうか?調査によれば、所得の高い国に住む人の幸福感が高いわけではありませんし、同じ国で所得額が一定額を超えると幸福感は頭打ちになることが分かっています。幸福感は必ずしもお金でもないようなのです。

幸福感を得られることを見つけるための3つの質問

次の3つの質問に答えてみてください。

  1. どんなことが「使命」か?:Mission
    • 何が好きか?
    • 何をしているときが楽しいか?
    • 自分のやりたいことは何か?
    • どうなりたいか?
    • 何を目指したいか?
  2. どんな「能力」を持っているか?:Skill
    • 自分の強みとは何か?
    • 得意なことは何か?
    • どんなことが上手にできるか?
    • そのことをするのは苦痛にならないか?
  3. どんな「価値」を提供できるか?:Value
    • どんな人に貢献したいか?
    • 誰を助けたいか?
    • 誰の役に立ちたいか?
    • どんな人に喜んでもらいたいか?

これらの質問の答えを満たす何かが思いつくなら、それがあなたに幸福感をもたらすものなのです。

そして・・・

幸福感への根本的なマインドはゴールではなく方向性!

何も大仰に考えずとも、目指したい方向性に沿って少しずつ歩んでいければ、幸福感は感じられるものです。同時通訳ができるようにならなくとも英検3級とか2級とかに合格できれば喜びを感じることはできます。ウインブルドンで入賞できなくても町内のテニス大会で入賞できれば嬉しいものです。エベレストに登頂できなくても皿倉山(北九州の低山:標高622m)に登頂できれば爽快になります。

ゴールということにマインドを置けば、ゴールが簡単に達成できるものなら喜びは小さなものであるでしょう。逆にゴールが難しすぎるものであれば、無力感や空しさ、劣等感などを感じてしまいます。つまり、ゴールに焦点を向けてしまうと楽しくないか空しくなるだけなのです。適度に難しいゴールを目指せばいいと思われるでしょうけど、そんな時に無意識は常により先のゴールに焦点化されています。ですから、ゴールというものを設定して行動しても、たいていは幸福感を持続的に感じることはできないのです。

目指すべきは、やりたいことの方向性です。目指すものに向かって行動しているというその方向性に視点をむけましょう。「待つのが祭り」ということわざがあります。祭りというものは、実際、祭りが始まればあっけなく終わってしまうもので、祭りを待って楽しみにしている間の方がワクワクして楽しみは大きいもので、何ごとも待っている間が楽しいのだよということを表しています。これと同じように、なりたい状態への方向に向かって行動しているという方向性にマインドを持っていけば、直ぐに幸福感を感じ取れるようになるのです。ゴールから方向性へ、マインドシフトしてみてはいかがでしょうか。人生、変わるかも?

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