つぶやき一行/2021-08-28
Tag: 今日の「へーっ」
熊井式簡易自律訓練法
福岡県鞍手郡にある鞍手クリニック院長(2021年8月現在)の熊井三治氏が自律訓練法のやさしいやり方を解説していたので紹介します。
以下の(1)~(4)を3回繰り返します。
(1)準備
- ベッドであおむけに寝る
- 全身の力を抜く15秒
まず…色々な感触に注意を向ける- 頭の下の枕の感覚15秒
- 手に触れたシーツの感覚15秒
- 足に触れているベッドの抵抗感15秒
- 遠くで聞こえる色んな雑音30秒
- 全身の力をぬく15秒
- 目を閉じる15秒
- 口が開くくらい顎の力をぬく15秒
- 両肩がベッドに沈み込む感じを思い描き首と肩の力を抜く15秒
(2)自己暗示1
- 気持ちが落ち着いている気持ちが落ち着いている15秒
- 両手両足が重たーい…両手両足が重たーい…両手両足が重たーい…15秒
- 15秒施行15秒休息を3回繰り返す
注)手足が石になっていくとかベッドに沈み込んでいくイメージで!
(3)自己暗示2
- 自己暗示1から15秒間隔を開ける
- 「両手両足が温かーい、両手両足が温かーい、両手両足が温かーい」→15秒
- 15秒施行15秒休息を3回繰り返す
注)両手両足をお風呂の湯につけているイメージで!
(4)自己暗示の解除
- 最後の暗示が終わって15秒安静を保つ
- 両手をグーパー→肘の曲げ伸ばし→万歳して背伸びして手足を伸ばす→各5回
最後の解除
- 自律訓練法が終わったあとは、身も心も軽く明るく気持ちよくなるとつぶやく15秒
さらに行うこと
可能ならば休日の前夜や休日の夜に、「両手両足が温かーい」などに続いて以下の項目を順番に行ってみましょう。
- 心臓が静かに打っている
- 呼吸が楽だ
- お腹が温かい
- 額が涼しい
熊井三治氏の著書
『怒らないクスリ: 専門医が語る、心が楽になる処方せん』