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つぶやき一行/2021-09-06

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Tag: 今日の「へーっ」

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読書

FIREするのに必要な最低限のお金

最近FIRE(Financial Independence, Retire Earlyの略)という言葉を聞くことがよくあります。これは不労所得を得る状態を確立して、早期の引退を獲得する、簡単に言うと、働かずに好きなことをして充実した人生を歩もうというライフスタイルのことでしょうか。では、FIREを達成するにはどれくらいの資産(不労所得)を持っていればいいのか計算してみました^ - ^

ほぼ最低限必要な生活費は?

以下に試算を記します。

  • 家賃42,000円(福岡市の場合)
  • 食費35,000円
  • 電気ガス水道8,000円
  • 通信費8,000円
  • 娯楽費15,000円
  • 雑費12,000円

合計で120,000円、年間1,44,000円でおよそ「150万円」というところでしょうか?23歳までは親に養ってもらうとし23歳〜83歳の60年間で150万円×60=「9,000万円」です。

これに加えて23歳〜60歳は国民年金の掛け金が月額16,610円で年額約「20万円」必要になります。他にも国民健康保険料と介護保険料(40歳から)も必要ですが、収入と見なされない現金資産だけであるとすると無収入あつかいになるので、これらの掛け金は免除されます。年金の掛け金は20万円×37年=740万円と高額です。

でも、将来の年金額を計算するとき免除期間は通常の2分の1として計算されてしまうので、国民年金の掛け金は払っておく方がいいでしょう。でも、65歳から月額約6.5万円で年額78万円ほど貰えるので、ほぼ74.5歳まで生きれば支払った額を取り戻せる計算です。ここでは83歳まで生きていることにしているので、78万円×(83-74.5)=663万円ほど支払った額より多くもらえる計算です。740万円に利息が663万円もつくなんて、これはもう掛け金を払っておくべきでしょう。

そうすると、22歳までは親に国民年金の掛け金を払ってもらうとして、先にも書いたように23歳〜60歳の37年間に740万円掛け金を払う必要があります。つまり生涯に必要なお金の総額は9,000何円+740万円=9,740万円ということになります。

この9,740万円のうち国民年金で78万円×(83-65)=1,404万円≒1,400万円は賄(まかな)えるので、9,740万円-1,400万円=「8,340万円」ほど資産があれば、人生で一度も働くことなくFIREできるということですね。

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