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つぶやき一行/2021-09-25

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Tag: 読書

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読書

どうしても読めない本を読む方法

読めばためになるであるとか読みたいと思って買った本でも、少々難解で読むのが面倒で放置して「積読(つんどく)」になっている本ってあるものですね。こういった本を読めるようになる良い方法があるので紹介します。

この本を読むことが自分にとって価値があるというマインドを作る

まずはじめに、読もうとしている本が本当に自分にとって読む価値があるのか?本当に読む必要があるのか?本当に読みたいと思っているのか?を自分に問う必要があります。読む価値も必要もなく、読みたいとも思わないなら、さっさとブックオフやメルカリで売ってしまいましょう。

読みたいとは思うけど、今は読む気がしないなら積読を継続して1ヶ月後くらいにまた再検討します。読む価値があるとか読む必要があるけど直ぐに読み始められない本なら、これから述べる「自分にとって価値があるというマインド」を作る作業を始めましょう。

読む価値があるかの再検討

まず、本のタイトルと帯に書かれた謳い文句を見て、この本の内容は自分の人生にとって重要であり価値のあるものであるかを自分に問うてみましょう。重要で価値があると思うのであれば次のステップに進みます。

なぜ価値があるかの明確化

その本のタイトルなどから連想される内容が、自分のどのような方向性に資するものであるのかを明確にします。その本からどのようなことが学べそうかをリストアップします。

その本を読むことが価値があると自分に再認識させる

その本から学べることは自分の進みたい方向性に資するものであり、その本を読むことが重要で価値があると再認識する。

重要で価値のあることを絶対に実行すると決意する

価値のあることを実行するのを決意することをコミットメントと言います。そうすることが重要で価値があり絶対に実行するぞと自分に約束しましょう。

その本を読む最低限の時間と最大限の時間を決めておく

なかなか読み始められない本を読もうと決意しても、一気に何時間も読める状況にはないのが普通です。また、一気に長い時間を費やしてしまうと、ガス欠状態となって結局「積読」状態に戻ってしまいます。そこで最低限その本を読む時間と最大限読み続ける時間を設定しておきましょう。通常、最低限は5分、最大限は30分としておくといいと思います。

アラームを定時に設定して読み始める習慣を作る

その本を読むことが重要であり価値があり、絶対に実行すると決意したなら、次は、毎日実行する時刻を決めましょう。時刻を決めたなら、その時刻にアラームを鳴らして本を読み始めるのです。そして、上記で設定した5分と30分にタイマーを設定して、5分のアラームでまだ読みたいなら読み続けますけど、最大限の30分のアラームが鳴れば、文章の途中でもそこにマーキングして読書を中止しましょう。続きは明日です。

1日は休んでも2日連続では休まない

あるビジネスコーチによれば、よほどの強い意志がない限り、しようと思っている物事を2日連続でしない状態となると、そこで中断してしまう確率が高まるそうです。ですから、1日は目的とする本が読めなくても、の翌日は必ず読むようにしましょう。「しようと思ったこと」をしないと罪悪感が出てきて、その罪悪感がまた生じないように、しないことで罪悪感が生じるような「しようと思ったこと」を意識から除去するかのように「しようと思ったこと」自体をしなくなってしまいます。ですから、1日しなくても次の日は必ず行って、2日しないことをなくしましょう。

指などで文章をなぞりながら読む

読むことに価値があるにもかかわらず、読んでいて苦痛で苦痛でしょうがないときは、指や棒状のもので文章をなぞりながら読むと鉛筆で重要箇所にアンダーラインを引きながら読むと苦痛感が減ります。理由は分かりませんが有効な手段です。そして重要個所に鉛筆で下線を引きましょう。なぞるときには鉛筆のお尻側を使い、下線を引くときには鉛筆の先を使うのは言うまでもありませんね。ただし、個人差があるので誰にでも効果があるとはかぎりませんのでご注意ください。

チリも積もれば山となる

1日5分でも1カ月で150分になります。3カ月で450分=7.5時間です。7.5時間あれば大抵の本は読めますね。しなければ「ゼロ」です。まさに、チリも積もれば山となるですね。

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