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つぶやき一行/2021-10-03

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Tag: 今日の「へーっ」

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車

日本はナゼ車が左側通行なのか?

日本では車は左側を走り、歩行者は右側を通るのが交通ルールになっています。でも、イギリスやオーストラリアは日本と同じですけど、他の西欧諸国はたいていが逆になっています。これはどういう理由からなのでしょうか?結論は「なんとなく決まった」ということらしいのです。

ナゼ左側通行にしたの?

日本が車は左側通行という理由を、節が刀を左側にさしていたので、右側通行にするとすれ違いざまに刀同士がぶつかってトラブルになるので左側通行になったという説や、明治時代に鉄道を導入するとき、イギリスの鉄道技術を取り入れたため鉄道と同様に車も左側通行になったという説が有名です。しかし、本当は明治14年に警視庁が「人力車が行き合った場合には左に避ける」との通達を発し、車両は左側通行とすることが明文化されたのです。

これを決めたのは当時内務官僚であった松井茂氏だそうですけど、その理由は「特に根拠はなくなんとなく左側通行が良いと考えた」からだと述べているとのこと。証拠はありませんけど、「馬車や人力車が衝突しそうなときに左側に避けることがよくある」ということからの判断であったようです。私見ですけど、危険が迫ってきたとき、右利きの人は左側によける方が危険から逃げやすいですから、人力車の車夫もとっさに左側によけたのでしょう。

イギリスの左側通行とフランスの右側通行にはもっと明確な理由があった!

イギリスでは、馬車の御者が馬車の真ん中に乗って操作することが普通であり、多くの人は右利きで右側の馬の手綱で馬車をコントロールするので、左側通行の方が操作しやすく安全であったため左側通行となったようです。一方、フランスでは御者が馬車を引っ張る左側の馬に乗って操作したため、右側通行の方が操作しやすく安全も確保しやすかった故に右側通行となったとか。この理由は論理的かつ実用的な理由ですね。

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