最新医学の情報乱れ読み/2012-02-13
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Tag: 肺高血圧症
抗うつ薬のSSRIで妊婦の子が肺高血圧症になるリスクが増加?
- 妊娠20週目以降に抗うつ薬「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」を服用した場合、生まれた赤ちゃんの肺高血圧症の発症リスクが2倍以上高まるとの研究結果。
- ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)に発表。
- スウェーデン・ストックホルムのカロリンスカ研究所の研究。
- 1996年~2007年にデンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンで生まれた単胎児160万人について調査。
- 乳児の肺高血圧症発症率は通常、1000人に1.2人だが、妊娠20週以降にSSRIを服用した妊婦1万1000人から生まれた赤ちゃんでは1000人に約3人と、リスクが2倍以上。
- 妊娠8週目以前に摂取した場合では、通常をわずかに上回る程度。
- 研究チームは、妊娠週数が進んだ妊婦へのSSRI処方は注意が必要と結論。
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