最新医学の情報乱れ読み/2012-02-23
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Tag: 肥満
肥満改善薬の開発が期待?
- 京都大の辻本豪三らが英科学誌ネイチャー電子版に発表。
- 「GPR120」と呼ばれる遺伝子が欠損したマウスと正常なマウスに、脂肪を多く含んだ餌と普通の餌を16週間与え体重の変化を比較。
- 通常の餌では両者に違いは現れなかったが、高脂肪の餌の場合、欠損マウスは正常なマウスに比べて体重が平均15%増え、脂肪の量も2倍になった。欠損マウスの肝臓では、脂肪を作る酵素が増えて脂肪肝になり、糖尿病に似た症状も出た。
- また、欧州で約2万人の遺伝子解析を実施し、「GPR120」の働きが悪い人は、正常な人の1.6倍も肥満になりやすいことも判明。
- の遺伝子を活性化する物質を見つければ、肥満改善薬ができる。
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