最新医学の情報乱れ読み/2012-02-27
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賭け事にのめり込みやすい人の脳の特性?
- 賭け事に走りやすい人は、驚きや恐れの感覚を保つ脳内の神経伝達物質ノルアドレナリンが抑制されている。
- 賭けに負ける危険に対する恐れを感じず、損をするという心理が働きにくくなる。
- 20-40歳代の男性19人に対し、コインを投げて表裏を当てる賭けの実験を行い、もうけの幅を1万-10万円で設定し、もうけの額がどの程度なら参加するかを調査した。
- 画像診断装置で検査した脳内のノルアドレナリンの働きと比較。
- 結果、もうけが「1万円」しかなくても賭けに踏み切る人は、「10万円」であれば参加するとした人に比べ、ノルアドレナリンの働きを抑制する物質が活発に働いていることがわかった。
- 京都大学の高橋英彦らの研究。
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