最新医学の情報乱れ読み/2012-06-12
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Tag: 脳科学
ゲーム好きの脳細胞が多い?
ベルギーのゲント大学の研究(Traslational Psychiatry に掲載)。
14 歳の青少年 154 名を対象。
1週間に9 時間以上ビデオゲームで遊ぶグループとそうでないグループで比較すると、頭部MRI検査で、ゲーム好きのグループの人の方が、感情と行動の相互作用に影響する「腹側線条体」に占める灰白質の割合が大きかった。
以前の調査で、腹側線条体の機能が「中毒行動を促す最重要候補である」ことが分かっている。
さらに、ゲーム好きグループの少年らは負けているという状況が伝えられると脳の活動がより活発化すると判明。
因みに、これはギャンブル中毒者にみられる傾向と似ている。
ギャンブル中毒者の場合、負けてお金を失っている時に「腹側線条体内」でドーパミン放出レベルが増加する。