言たか放題/2015-02-22
Tag: 主張
これは卓見!
負の税制とは?
渡邉正裕「10年後に食える仕事食えない仕事」を読んで、これは卓見!と感じたのが負の税制。
著者が提案するのは、①負の雇用貢献税と②負の所得税。
①は、国内生産比率が、例えば10%を切る企業と50%を超える企業の法人税率が同一であるのはいけない!という意見。
国内での雇用創出という意味で中立となる税制が望まれるというもの。
②は、就労意欲を削ぐような現在の生活保護をセーフティーネットとするのではなく、年収50万でも100万でも、自力で稼げば不足分を補填し総額が増えていく税制とするべきというもの。
しかし、実効的にするには、働かない人の生活保護受給額を今より減額する必要が出るのだが…
兎にも角にも、働けば報われる仕組みを作るよう切に望みたい。