言たか放題/2015-03-20
Tag: ふと知ったこと
学歴重視は古い?
嘘か誠か?このアンケート結果を信じていいんでしょうか…
私の子供時代から学歴社会であったように記憶しています。
最近でこそ起業ブーム(?)ですが、一流企業に入社することがプチジャパニーズドリームであった時代が長く続いていました。
一流企業に入社するためには、旧帝大に代表されるようなよい大学に入ることがよい企業に入るための必須条件とされてきました。
ところが現在、企業側の学歴に対する意識調査(就職情報サイト「リクナビ」を運営する就職みらい研究所「就職白書2014」)によれば、
企業がもっとも重視する採用の要件ベスト3は、
第1位:人柄(89.4%)
第2位:応募企業への熱意(78.3%)
第3位:今後の可能性(69.9%)
学歴関連では、
学部・学科/研究科:25.8%
大学/大学院で身につけた専門性:23.8%
大学/大学院名:20.0%
大学/大学院での成績:18.1%
というような結果となっています。
これらの結果をみると、その人の人間や社会人としてのあり方・考え方と、どういう専門性とその実力を持っているかということを企業側は重視しているということでしょうか?
これは当然といえば当然の内容であると言えるでしょう。
しかし、実際の就職活動実態について明るくはないのですが、有名大学においては、先に一流企業に就職している先輩のコネを通じて、就職活動前(?)から実際に先輩との親睦会的な接触があるようです。
そして、企業の求める人物像や企業人像などを教えてもらい、課題を貰ってやり取りして関係を密にするということが行われているようなのです。
こういった関係を持てない学生さんが、このような企業への就職において圧倒的に不利になることは明らかでしょう。
先の意識調査のように、学歴偏重は本当にもうなくなっているのでしょうか?
本当の実態を知りたいものです。