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言たか放題/2015-04-03

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Tag: Let's try.

衝動買いにはこれ!

本格的な買い物依存症対策にはなりませんが…

誰しも衝動買いの経験はあるでしょう。

それが度重なると、買った後の後悔反省も、ウツ状態の切っ掛けになるかも知れません。

そこでプチ対策。

買いたくなったとき、「それは本当に必要ですか?」と問いかける習慣をつけるのです。

「欲しい!」と思った瞬間から、本能(欲望)の「欲しい欲しいワールド」が頭の中で展開し始めます。

「欲しい!」

「欲しい!」「欲しい!」

「欲しい!」「欲しい!」「欲しい!」「欲しい!」

「欲しい!」「欲しい!」「欲しい!」「欲しい!」「欲しい!」「欲しい!」「欲しい!」「欲しい!」・・・・・

となってしまいます。

「欲しい!」

「でも、先月も何万円も遣ってしまったよなあ」

「今月はまだ月の半ばで生活費もいるしローンの引き落としも終わってないからなあ」

「来月になるまで我慢するか〜」…

というような理性の世界が頭に展開されなくなってきます。

本能(欲望)の「欲しい欲しいワールド」をストップしばなれば、

買いたい欲求

欲求満足という「快」な短期的結果

後悔という「不快」な長期的結果が生じることになりますが、

動物の行動は、短期的結果にしか影響されないため、「快」が生じた衝動買いが促進される(正の強化)続けるのです。

しかし、この買いたいとの衝動が生じたその時点で、

「それは本当に必要ですか?」と自問することで、理性の回路が働きだし「反省後悔の記憶が呼び出される」状態となります。

「買いたい!」

「買う」

「欲求満足」

「快という短期的結果」

「正の強化」

から

「買いたい!」

「必要か?」

「反省後悔の記憶」

「不快感情の生起」

「負の強化」

という衝動買い抑制メカニズムが働き、衝動買いは減ってくるのです。

「負の強化」とは、その行動を行うことで、標的となる行動の実行頻度が減る現象です。

「それは本当に必要ですか?」と自問することも言語行動という行動になるのです。

衝動買いに困っている方は、一度お試しあれ!

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