言たか放題/2015-04-09
Tag: ふと思ったこと
一番タチが悪いのは…
90%の真実と、10%のウソで話を広めることででしょうか。
さらに、これに信念と使命感を持って語られる場合、人は洗脳されてしまうことがあります。
そう力説する方の肩書き(業績ではなく)が立派なものであればなおさらです。
情報リテラシーが求められます。
本を読むとき、「〜であることが分かっている」などという記述があった場合、その情報の情報源(学術雑誌の名前と著者名、掲載年と号数など)が明確に記載があって自ら検証できる記述であるかに注意しましょう。
「Aの場合に限定して調べるとBはCである」→「(全ての場合に)BはCである」というような過度の一般化や類推で論旨が構成されていないかに注意するといいでしょう。
引用先が学術雑誌ではなく本であるときは、その本が一般向けに出版された本か、学術書籍で内容について引用文献が明示されているかどうか確認する必要があります。
一般向けの啓蒙書には、根拠のない著者の信念が記載されただけの内容が多いので注意が必要です。
読んだことも聞いたことも自分なりに検証して、鵜呑みにしないことが肝要でしょうか。