言たか放題/2015-09-06
人生の選択と宝クジ?
人生の選択も、
宝クジを買うことに例えられるような気がします。
どういうことかというと、
宝クジは、買わなければ絶対に当たらない!
ということです。
人生もまた、行動しなければ絶対に願いはかなわない!
と言えるのではないでしょうか?
そしてまた、それだけでもないところもあるのですが…
ビジネスの自己啓発領域で、
思考は現実化する!
ということがよく言われているようですが、
なりたい自分像を明確にして、
それを思考化し、絶えず具体的にイメージし続けていくと、
今まで見えなかったものが見えてきはじめ、気づかなかったことに気づくようになってきます。
その結果、なりたい自分へと導いてくれる「こと」「もの」「ひと」「スキル」「チャンス」に、気づき・出会い・学び・活用するようになれる。
そして、少しずつ成果が出るようになるにしたがい、「こと」「もの」「ひと」「スキル」「チャンス」が増えていって好循環しはじめる。
好循環の繰り返しにより、なりたい自分が現実のものになるというのです。
これって、本当に宝クジと同じではないでしょうか?
「なりたい自分」=「宝クジに当たること」と言い換えてみてはどうでしょう。
宝クジに当たったらいいなと考える(思考化する)。
すると、不思議と宝クジ売り場が目にとまるようになってきます!
例えば女性であればブランド品とか、男性であればゴルフをはじめるとかした場合、
今まで気づかなかった他人が身につけているブランド品やゴルフ練習場のネットが、目に入ってくる=気づくようになった経験がおありの方は多いのではないでしょうか?
これは本当に不思議な現象です。
宝クジの話に戻りますが、
宝クジが当たればいいなぁと思いだし、宝クジを買おうかと考え始めると、本当に宝クジ売り場に気づくようになります。
気づけば、
宝クジ売り場があるという状況や買えるというチャンスを得ることとなり、
それを活用して宝クジを経済力に応じて買うという行動を起こすようになります。
この買うという行動化が生じる確率は、
どれだけ宝クジに当たりたいかという志の強さに比例して大きくなります。
これは、どれだけ強く「なりたい自分になりたい」のかとの志の強さによって、その為の行動を起こす確率が高まるかということに似ていると思われないでしょうか?
そして、宝クジを沢山買えば買うほど、当たる確率は高くなることも同意いただけると思います。
なりたい自分に向けての努力をすればするほど、なりたい自分になれる確率が高まるのと、これも同じですね。
ところが、現実はそう甘くありません!
宝クジの場合は、
1等が当たる確率は2000万分の1であり、1枚300円で2000万分の1の当たる可能性を買うことになります。
ただ、300円以上持っていないと1枚も買えませんが、
宝クジ券は他人が作ってくれます。
そして、
1枚300円×買う枚数=投資額→当たる確率
となりますが、
なりたい自分になる場合は、
1枚300円の宝クジ券に相当するものが「自分の才能」「自分の環境」「自分の人脈」「自分の人間性」とかいうものになるのです!
ここが現実には甘くないところなのです。
ちなみに、1枚300円であるとか何枚買うか=「自分の努力」となるでしょう。
宝クジと人生の選択は似てはいるものの、
人生において思考が現実化する為には、
ある程度の環境も含めた総合的な「自分力」、
すなわち、宝クジで言えば「宝クジ券持っている」こことが要求されるのです。
ですから、
現実の人生では、なりたい自分になりたいと思うだけではなく、
そのための300円の宝クジ券を所有する、すなわち自分力を高める努力も怠ってはならないのです。
宝クジでは、誰かが作った宝クジ券を300円で売ってくれますが、
人生では、自分で宝クジ券を作っていかないといけないということでしょうか…
人生はやはりキビシイ!…?