言たか放題/2015-09-14
Tag: リラックス
ストレス解消法…「ぼんやり」?
上手に「ぼんやり」過ごす時間を持つことで、ストレス解消、能率アップ、記憶力アップなどいろいろな効果が期待できるそうです。
しかし、ぼんやり…といっても、ぼんやりに作法はあるのでしょうか?
あまり神経質に考える必要はなく、
草木のざわめきにただ耳を傾けたり、ぼんやり景色をただ眺めたり、目を閉じて空気の匂いや温かさ冷たさなどを感じるなどという自然体でいいと思います。
日々の煩わしさから思考を開放して、頭の中を空っぽにするという感じでしょうか。
早稲田大学教授の熊野宏昭氏は、ご自身の講演会で「耳ウォーミング法」という簡便なリラックス法を紹介されていました。
これは、耳の中に綿を入れて目を閉じるだけというもので、5~10分くらいおこなうのだそうです。
続けて行っていくとリラックス効果が得られるとのことでした。
目と耳は、神経が直接脳に接続されているので、視覚聴覚領域の入力刺激をブロックすることは、確かに脳を休める効果が期待できそうです。
また、大阪大学准教授の中野珠実氏によれば、ぼんやりしている時には、記憶を思い出す楔前部と、価値を判断する前頭葉内側が活性化し、脳内の情報整理を行っている可能性があるのだといいます。
これらの効果により「長期記憶を定着」させたり「うつの改善」効果が期待できるのとか。
疲れ目に対して、手の平をややドーム状にして目に当てる照気法とか、スチームで眼を温める使い捨てのアイマスクなども市販されていますが、
綿で耳栓をすれば、眼の疲れを取るだけでなくリラックス効果も得られるので併用してみるのもいいかもしれません!