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思考の歪みリスト(バーンズ版)

①全か無か思考
→例えば、良いことか悪いことかの評価に、「100%良い」と「100%悪い」のどちらかしかないように無意識に考えるような歪みです。

②過度の一般化
→当に、「一事が万事」思考。例えば、何かの試験に落ちたとき、もうどんな試験を受けても通らないと考えるなどという歪みです。

③心のフィルター
→良い要素を無意識に無視して、悪い要素だけ考えに入れるという歪み。人は一般に、良いことよりも悪いことに注目してしまう傾向があります。

④マイナス化思考
→良い要素を、それは大したことがない、とかたくなに考えるという歪み。たまたまうまくいっただけだ!誰でもできる当たり前のことだ!と考えてしまうようなことでしょうか。

⑤結論への飛躍
→確証がないにもかかわらず、そうであると考えるという歪み。客観的に見れば、そうであるとは言えないのに、あの人は私を悪く思っているとか、何か悪いことが起こる!と思い込んでしまうことなどです。

⑥過大視 / 過小評価
→当に、読んで字の如く、です。物事を、客観的に解釈せずに、重要度を過度に大きく解釈したり、過度に低く見積もったりするという歪みです。

⑦感情的決めつけ
→物事の判断を、自分がこう感じているから、そうだ!というように、自分の感情をはんだんの根拠にしてしまうというような歪みです。例えば、自分が自分を負け犬だと感じるから、自分は負け犬に違いない!とか考えるなどでしょうか。

⑧すべき思考
→色々な価値観があるのだけれども、「ねばならない」「すべきだ」「すべきでない」と融通が利かない考え方をするという歪みです。

⑨レッテル貼り
→「今回は間違ってしまった」とか考えないで、「私は愚か者だ!」とか「私は失敗者だ!」「私は敗残者だ!」などとレッテルを貼ってしまうという歪みです。

⑩非難(責任の帰属性)
→「全て私が悪い!」とか「みんなあいつのせいだ!」と、責任を全て自分もしくは相手にあると考えてしまうという歪みです。

アファメーション

アファメーションとは?

なりたい自分の状態を文章化して自分に言い聞かせることで、

潜在意識を活性化して、

なりたい自分を繰り返しイメージすることで、

なりたい自分になるように行動し、

なりたい自分になるチャンスを見つけられるようになって、

そのチャンスを活かして、

なりたい自分になるコーティングテクニックのこと。

といっていいのではないかな?

PDCA サイクル

仕事を効率よく遂行するための理論のこと。

第二次世界大戦後に、

アメリカの物理学者ウォルター・シューハートとエドワーズ・デミングが提唱。

-- Plan=計画
-- Do=実行
-- Check=点検・評価
-- Act=改善・処置

の頭文字を取ってPDCAサイクルと命名されています。

RCT(Randomized Controlled Trial)

  • A(ある治療法やお薬)が本当に効果があるのかを確証してエビデンス(根拠)があるかを明らかにする検証研究のこと。
  • 治療手段Aと治療手段Bを無作為(ランダム)に患者に割り当て、A (新しい治療法) とB(従来の治療法など)の治療効果を比較評価をおこなう。
  • 評価したい薬や治療法が最も適正に評価される方法として、近年、最もよく行われている。

アロスタティック負荷allostatic load

  • ストレス反応が心身に発生して心身に歪が生じている状態のこと。

プール解析pool analysis

  • 広義のメタ解析に含まれる研究解析法。
  • 複数の研究データを解析する方法。
  • プール解析は、各データを再集計して分析し直する。
  • データ数が増えて信頼度が高まるというメリットがある。

メタ解析

  • 各試験の解析結果を集計する解析方法。
  • 各調査で得られた研究対象事象の発生頻度(オッズ比Odds ratio)の集計。
  • メタ解析は試験成績(Odds ratio)の集計であり、個々の試験で解析成績(Odds ratio)の記載されていない研究は、解析ができない。
  • ハザード比
    ある条件である事象が生じるリスクを1としたとき、別の条件で同じ事象が生じるリスクを数値化したもの。
  • ハザード比が、0.5なら半分のリスクであることを示し、1.5ならリスクが1.5倍あるということを表す。
  • 生存率解析での、生存率の比ともいえる。

ムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR)

  • アルツハイマー型認知症やパーキンソン病、統合失調症などにも関連があるとされている、脳内の受容体。

自閉症

  • 3つの特徴的な症状を持つ。
    • (1)対人相互反応の質的な障害
    • (2)言語を主とする意思伝達の著しい異常またはその発達の障害
    • (3)活動と興味の範囲の著しい限局性と常同行動。
  • 知的レベルに非常な幅があり、他の疾患と同時に罹患するので、単一の疾患とは言い切れず、現在は自閉症スペクトラムと呼ばれている。
  • 統計的には日本を含めて世界的に増加傾向にある。

神経カラム

  • 脳のもっと小さな機能単位
  • 大脳皮質は直径0.5mm x 高さ2mmほどの柱状のICチップのような機能単位から構成されている。
  • これらの機能単位が神経結合を通じて情報をやり取りし、知性・感情・意思に関わる情報処理を行っている。

生体内神経結合イメージング法

  • 神経結合にそって移動するトレーサーと、微弱な光をあてると強い特殊な色を発光する蛍光物質とを組み合わせ、生きた脳で機能単位レベルの微細な神経結合を観察するテクノロジー。

神経結合

  • 脳内にある神経細胞が、軸索(axon)と呼ばれる突起を出して、他の神経細胞に接着し、ここに次の細胞へ情報を送るシナプスが形成される。
  • この軸索は電気的活動を用いて速い情報伝達の担い手となる。
  • 一個ずつの神経同士はこの軸索を用いて神経結合を行う。
  • ある神経細胞の集団が、軸索という突起を用いて、別な神経細胞に情報を送り、この際の情報の集積の仕方で脳は情報の処理を行っていると考えられている。

蛍光トレーサー

  • 軸索を伝って電気的神経活動が伝導する以外に、軸索やその先のシナプスに必要な物質、または老廃物を移動させるための軸索流という特殊なシステムが存在する。
  • トレーサーはこのシステムを使える物質で、シナプスから取り込まれ、軸索を細胞体へ向かって移動し、それを検知することにより神経結合がわかる。
  • 蛍光物質は、特殊な色の光を与えると、別な色の光を返してくる特性を持つ。この特性により、与える色と出す色の組み合わせを変えることで多くの種類を生み出すことができる。
  • この種類の異なる蛍光物質をそれぞれのトレーサーにつけておくと、トレーサーとともに蛍光物質が運ばれ、これに特殊な色の光を照射することで赤や緑などに発色させ、それぞれの蛍光トレーサーを区別することができる。

プロセッシング

  • 加工するという意味で,生化学では,合成した核酸や糖,タンパク質などを処理して最終的な物質に変換する過程をいう。

NMDA(型グルタミン酸)受容体

  • 記憶や学習、また脳虚血後の神経細胞死などに関わる受容体。
  • NMDA(N-メチル-D-アスパラギン酸)がアゴニストとして選択的に作用する。

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